第3章

第1話 南斗と北斗

南斗と北斗、

南斗は、北斗の裏側、

それ故かつては南斗が占めていた。


北に、凶宿りて。


太陽と月、太古は月が太陽で

太陽が月だったとされる。


リュウを通じてユウジが見た景色は

まさに‘南斗’の光、

宇宙そのものの愛知だった。


蒼き光、か。


アズサ「15次元の天国『理天』に

向かい神様に会いに行くわ。

お兄ちゃんを導いてる光の正体が分かったの。」


ユウジ「何なんだ。」


アズサ「アルデバラン。すばるの

意識を継ぐ者よ。」


ユウジ「赤い蜃気楼、いや、宇宙の光そのもの。アルデバラン!?

そうか、確か俺が好きだった8人のバンドも、最初は『月』を中心にユニットを

作られたんだ。やがて、7人になり、

『太陽』になった。今は‥。」


アズサ「ごめん、なに言ってるか分からないわ(笑)、ただ創始者にそういう意図はあったかも知れないわね。」


ユウジ「占星術で見ると『風』なんだ。

彼は、、」


アズサ「まだ、言ってる(笑)

とにかく、アルデバラン、‘すばる’の意識を継ぐ者、救世の光よ。」


ユウジ「俺が救世主!?‘グローバル•クロス’じゃあるまいし(笑)」


アズサ「ああ、‘グローバル•クロス’、

お兄ちゃんが中高生時代に授業を聞きながら一生懸命書いてた物語ね。

確か、テロリストが‘救世主’になるっていう、まだ世界的ヒットはしていない(笑)

クスクス‥。」


ユウジ「俺じゃないよ(汗)、

あの作品は、‘龍正巳穂’先生の力作‥。」


アズサ「龍正巳穂ってそもそも、、

お兄ちゃんだよね!?」


謎の声「お前達、お前達、わしの

声が聞こえるか。」


ユウジ「この声は、、創造主(神様)!?」

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