第39話 マイナス要素は魅力につながる

 なろうにて懇意にしてくださる方に『制限はいかが』とアイデアをいただきました。なるほど、おれごんたらアホの子なので、盛ることしか考えていませんでしたよ。マイナス要素とは盲点でした。


 クロスボーンガンダムX3は、Iフィールド発生時間に制限があって、その穴を生かした活劇が痛快でした。

 ロボではないですが見える子ちゃん。怪異から回数制限のある『守ってもらう権利』を得て、その3回を上手に消化しました。

 1回目は日常の中で、2回目はついうっかりから、3回目は火中の栗を自ら拾う決断をして。


 いいですよねロボの制限。ダイソードなどはその極北と信じています。

 神の力としてのロボを行使できる回数はたったの7、それで物語のほぼ全編を描き切ってしまったのですから。

 燃えたのは8回目があったこと。それ以上に燃えたのは9回目があったこと。

 普通なら8回目でハッピーエンドですよ。やったぜ大勝利。でもそうじゃないんです。そうしないところがこの作品の突出した魅力なのです。

 未読の方は長谷川裕一先生著、轟世剣ダイソードをぜひ。現在では紙の本の入手が難しいものの、電子なら無料で読めるサイトがあります。マンガ図書館Zでぜひ検索を。

 こうして書いていたらもう一度読みたくなりました。もう2けた回は読んでいますがこの週末は、ぜひとも。


 さて。

 時間制限、回数制限、命を削る、リミッター解除。この線でマイナス要素を付与してみます。もちろん、今のところアイデアはありません。

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