ひらひらと 小さな白が揺れていて 来るものあるは 去るものありや
ひらひらと
小さな白が
***** ***** *****
ひらひらと
小さな白が 目に映る
モンシロチョウが飛んでいた。
春の訪れ
あぁ、もう蝶が飛ぶ季節なのだな。
それは、
新しい季節の到来を告げ、
同時に
ここを去るものがいることを示唆しているのだ。
ひらひらと
白が揺れ、
手を振っているように見えた。
ひらひらと
木綿のハンカチで
そっと目尻を抑える人の姿と重なった。
出会いと別れ
旅立ち
春は、そんな季節。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます