「（なるほど。こうなりますか）」

部屋は変わって女子高生組。

「（まぁこうなるでしょう二人部屋なら。部屋の手配を壬央さんに任せてしまったのはミスでしたがこれぐらいなら想定内です）」

お、割と冷静な佳己。

「佳ー己ちゃんー！見て見て〜！窓の外沖縄〜！」

窓に張り付く恋那。沖縄なんだから窓の外も沖縄でしょうよ。

「そうですね、綺麗ですね」

そっと恋那の横に行く佳己。これが恋那には意外な行動だったらしくちょっとビックリする。

「佳己ちゃん？」

「さて、準備出来たら行きましょうか。先輩達をお待たせしては申し訳ないです」

「そーだねー！」

「最初はどこに行くんでしたっけ？」

「佳己ちゃんの水着を買いに行くよー♪」

「は？？」

「だって持ってないでしょ？？」

「いや海に入りませんよ」

「アクティビティとかあるし、ホテルのプールとかもあるよ。沖縄の海を目の前にしてプールって贅沢〜♪」

「それは分からないでもないです」

「じゃないとスクール水着になるよ、ホラこれ」

「何で持ってるんですか！？変態！」

「私はこういうのも好きなの！！」

「知りませんよ！」

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