第6話・LINE2

癒してください。


そんなLINEが来てました。

この期間でここまでなるとはビックリです。

いや、本当に作戦大成功なんですけど、ここまで効くと逆に疑ってしまいます。

好きな人を疑いたくはないんですけど。

先輩ってそういう人じゃないはず。そっちに関してもそういう人じゃないはず。

ノーマルだと思ってました。でも私の告白を受けてくれたから素質はあったのかなっと思いつつも、

先輩は優しいから優し過ぎるから断る事をしなかったのかと勝手に美化してみますが、それは裏を返せばどうでも良い、どっちでも良い、優柔不断。

それって興味がないし、はっきりしない人ですよね。

それでも良いんです、私は。

何故、私が先輩を好きになったかはまた今度話しますね。

今はこのLINEをどうにかしなくては。

来たのが今。午後一番。

もう入学式は終わったのかな?

先輩、これだけじゃ分からないですよ。

私がこの後の行動を提案しなくてはいけないじゃないですか。

良いんですよ、それで。

私の思う方へ行ってますね。

元々そういう人ってのもありますが。

さぁどうしましょうか。

というか私まだ学校で授業ありますから。OGはもう忘れたんですか。

癒して欲しいってどう癒して欲しいんでしょう?

会う?お茶する?電話する?

色々する?のはまだ早いですね。

じゃあどうしましょう。

こうしましょう♪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る