(三)-7

「そうか、やったのはお前たちか」

 男がそう言うと「ウジマ隊長!」とヨギョンが大声を出した。

 エレーナもすぐに無線でウジマ発見の無線を飛ばした。

 銃声が鳴る。ヨギョンが発砲していた。

 発砲の直前にウジマはドアの脇から姿を消した。

「待て!」

 ヨギョンがそう言ってウジマを追って部屋を出て行こうとする。エレーナも後を追う。

 ヨギョンが部屋から出る寸前に銃声が鳴る。寸前で銃撃をヨギョンは弾を避けて事なきを得る。


(続く)

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