精霊剣士の冒険譚～雇われ冒険者は世界を救う～

～冒険者紹介１～

【アルス】

本名アルスラーン・サヴァイド。２８歳。

サディールの冒険者ギルドでよく飲んだくれているC級冒険者。

実は元A級冒険者だが、所属していたパーティーの解散と、それに伴いソロになってしまった事で依頼が受けられずにC級までランクが落ち込んでしまった。

剣の腕は確かで、冒険者としての経験や知識もベテランの域であるため、依頼を受ける規定に満たない新人のパーティーやソロの冒険者と組んで、即席のパーティーを組む『雇われ冒険者』として日々を過ごしている。

【カイル】

本名カイル・ウェスト。１８歳。

新米剣士のD級冒険者。

故郷の村を汚染した大元であるポイズンフロッグを討伐する為に冒険者になった青年。

性格は猪突猛進と言った感じで先走る事も多く、村を汚染しているポイズンフロッグの討伐依頼の期限が残り僅かな事を知り、自ら冒険者になってポイズンフロッグを倒そうと思い冒険者ギルドへ足を運ぶ。

【ソマリア】

本名ソマリア・サウス。１８歳。

新米魔法使いのD級冒険者。

故郷の村を救おうと冒険者になったカイルについてきた彼の幼馴染。村に居た頃から魔法の才能があり魔法使いとなるが、臆病な性格の為に魔法を発動させる際の集中にやや難がある。基本的にはカイルに追従するような関係だが、時々カイルの暴走をいさめたりもする。