第7話

(あれ?この男の子ってこの前苺を欲しがっていた子じゃないかな?)

と考えていると……。

『ピロリン♪』

(あ、そうか!これは農作物神の加護がレベルアップして魔法:農作物神の加護になったからスキル:作物の品質上昇の効果が高まったのか!)

と納得していると今度は1人の女の子が話しかけてきたのだ。

「先日は助けていただいてありがとうございました!」

(この子は前に苺を欲しがった女の子だ!間違いないよな?でも何故ここに?)

と思っていると男の子が話しかけてくる。

「あのときは助けていただいて本当にありがとうございました!」

(ん?どういうことだ?)と考えていると……。

『ピロリン♪』と頭の中で電子音が響いたのだ!

(あ、そうか……魔法:作物の品質上昇の効果でこの子達が言っている苺を欲しがっていた女の子が助かったのか)

俺はとりあえず2人に返事したのだった。

「いえいえ、どういたしまして」

そんな会話をしていると子供達が去っていったのだった。

2人が去ってから畑の様子を見に行くと……。

やはり苺が育っていたのだ!

(やっぱり凄いな魔法:農作物神の加護は……)

と思っていると今度は3人の男の子達がやってきたのだった。

1番大きな男の子が最初に話しかけてきたんだ。

「兄ちゃん!」

するともう1人の小さな男の子も話し始める。

「お兄ちゃん、この間は助けてくれてありがとう」

そんな話をしていると最後の1人も話し出したのです!

(助けてくれて?うーん??)

と考えていると……。

(あ、そうか!この間苺を欲しがった3人の子供の1人だったのか)

と思っているとさらにその男の子も話し始めるのです。

「前に僕達を助けてくれたよね!」

そこで俺はあることに気が付きました。

(あれ?俺ってこんなに小さかったけ?それにこの子達の顔に見覚えがあるような……?まあ、気のせいだろう)

そんなことを考えているうちにまた神様がやってきたんだ。

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