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第5話への応援コメント
完結お疲れ様でした。
背中の文字が葵の知識としての情報として現れる、この発想は普通の思考では出来ない領域だと感服致しました。葵のすべてが詰まっていると言っても過言ではない雪のような白い書物を抱きしめるラストシーンに心が熱くなりました。やはり全体として絵的に映える作風で、あたかもその場に居合わせるようなホラーと融合した幻想感覚としての臨場感を味わえました。
素敵な小説をありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただき、文豪の如き圧倒的筆力のレビューまで、感謝に堪えません!!
私は本よりも映画を多く観ているもので、物語の構成を映画で考えてしまいます。映像を思い浮かべないと書けない、その映像をどれだけ文字として伝えられるか、と考えています。
実はめちゃくちゃグロホラーを想定していたのですが、少年を美しく書きすぎてそんな雰囲気になりませんでした。
お読みいただきありがとうございました。
第5話への応援コメント
「息子の背中の皮を剥ぐ父親」の像があまりに鮮烈すぎました……。
そして、生々しく性的なイメージをまとった強烈な像が、最後に白く穢れなき形に浄化される様もまた美しく。
よいものを読ませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
かなり明示的にも書いたのですが、性的なイメージまで言及いただいたのは五色さんだけです。さすがです。
読み取っていただき、ありがとうございます。
文字数制限でラストのバランスが悪くてちょっとあっけない感じもするのですが、書きたい内容は書き込めました。
浄化、というイメージを持っていただいたのも嬉しく思います。
冬だし、雪で、肌が白い、という構想から絵的に書いた場面でしたが、五色さんのご感想で言語化できました。
すばらしいレビューも噛みしめて読ませていただきました。
こちらこそありがとうございました。
第5話への応援コメント
神崎あきら様
遅ればせながら拝読いたしました。
いつもながら情景描写が素晴らしく、映像が自然と浮かび上がる筆力に圧倒されました。
また登場人物のキャラクター像がしっかりと引き立てられていて、読むほどに彼らがすぐそばで物語を演じているような錯覚に陥りました。
そして全く想定外であった葵の正体に最初は少しだけ戸惑い、次に同情し、そして最後は北斗に成り変わって彼を守ってやりたい、そんな気分にさせられてしまいました。
切なくて、哀しくて、けれどなぜかほのかな清涼を感じる作品でした。
素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。
*****
僭越ながら誤字の指摘をさせてください。
薪の爆ぜる(男)→(音)ではないでしょうか。
この森は彼らの墓標だ。だから、(ほ)くは行けないんだよ
→ 濁点の付け忘れではないでしょうか。
差し出がましいことをして申し訳ありません。
素晴らしい作品なのでつい。
どうかご容赦くださいませ。
作者からの返信
過分なお褒めの言葉に感激しております。
短編ですが、キャラクターが立っていると言っていただけて嬉しいです。
物語への没入感をここまで感じていただいたとは、作者冥利につきます。
当初はスプラッタホラーにしようとしていたのですが、この路線にして良かったと思いました。
素晴らしいご感想をいただき、心より感謝しております。
誤字について、お知らせいただきありがとうございます。
確認して思わずずっこけそうになりました。
お恥ずかしい限りです……
お陰様で修正することができました。
第5話への応援コメント
安定した作品を描かれるなぁ。
絵を思い浮かべれるというか
絵が共に歩んでいるというか
なんと言えば良いのか
想像しながら読ませていただきました。
ラストちょっぴりせつなかったです。
でもこれからは一緒にいられる
そう思うと納得できました。
あきら様の
作品の漫画集
欲しいです。
作者からの返信
いつも面白いかな~と悩みながら書いていますよ。
私も脳内にまず絵を思い浮かべて描いています。シナリオを文字にしてもなかなか進みません。
ラストはこうなると決めていました。
ある意味一緒にいられますね。背中から剥離した本は一体どんな本なのでしょうね。
本好きな子が本になったという不思議な話でした。
今回は絵的に映えそうな作品をたくさん書きました。
漫画で見てみたいなあ!
コメントをありがとうございます!
第5話への応援コメント
この度は私の自主企画にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
キラリと光る情景描写と、幻想的なゴシックホラー、そのプロット組みが素晴らしい物語でした。
ただ、とても申し上げにくいのですが、そして、以下に書きます私の意見はまるで的外れなものかも知れないのですが、物語そのものが素晴らしいものでしたので、『もったいない』と思うが故の私の拙い指摘をお許しください。
この物語はおそらく、三人称一元視点で書かれていると思うのですが、その描写のそこここに【誰の主観で表現されているのか分からない一人称的描写】があると思うのです。
そういった部分で、読者の一人である私は『ん?この表現は誰視点?』と躓きながらテキストを追っていく事になりました。
一元視点とはいえ、三人称がベースだと思いますので、主観表現の描き方と、リアリスティックな客観表現の書き分けが肝要かと思います。
こんな事を書いてしまって本当に申し訳ないのですが、本当に素晴らしいプロットとそれを彩る美しい表現はその辺りを徹底する事でもっと輝くと思いました。
本当にごめんなさい。こんな事はめったに書かないのですが、ステキな物語過ぎて書いてしまいました。
作者からの返信
ご丁寧な指摘いただき、ありがとうございます。
人称のブレは他の方にも指摘されることが多く、自分では気づきにくいものです。丁寧に読み込んでいただいてこそのご意見と思います。
言いにくいことをお伝えいただきありがとうございました。
自分でも他人の目で読み直して改善したいと思います。
過分なお褒めのお言葉、レビューもありがとうございます。