第6話

外ではパラパラと雨が降っている。

雨が降ると空気が綺麗に洗い流される感じがする。花粉症の知り合いは雨の直後は症状が軽くなる、と言っていた。

私は雨が好きなので、スピリチュアルのワークも雨をイメージすることが多い。

キラキラと輝く光の雨粒や癒しの緑色の雨粒、愛のピンク色の雨粒…その時の気分で。

心地よく雨粒を浴びて汚れを流し、雨粒が体を満たしていく。


雨の音を聞きながらうっとりとイメージワークをしているといつのまにか眠気がやってきた。こんなふうにまどろんでいるとひらめきやハイヤーからのメッセージを受け取ったりする。でもそのまま寝てしまうから忘れることがほとんど。パッと起き上がってメモできたらいいんだけどなあ〜。もう無理だ。寝てしまおう…。

そのとき、やっぱり届いた。目が覚めたとき覚えていますように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る