ようこそ、時間旅行の館へ
KeeA
プロローグ
ザアァァァァァァァ……――――
雨の音……? いや、これは砂嵐の音だ。
目を開けると、目の前に砂嵐状態のブラウン管テレビがあった。見ていると不思議な気持ちになり、なぜかもっと近くで見たいと思った。立ち上がろうとするが、引き戻される。……どうやら椅子に座った状態で縛り付けられているようだ。再びテレビの画面を見る。
吸い込まれる。
始めは気のせいだと思った。でも、吸い込まれる。吸い込まれる。吸い込まれる。吸い込ま――――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます