女の子になっちゃった

ミルクを飲みながら、お店の可愛い下着をながめてた


「みんな、可愛いですね~」


「ありがとうっ」


「わたしも、こんな下着ほしいな~」


「じゃあ、これあげる」


「え、いいの~?」


「いいよ~!」


「わ~い」


わたしは、お姉さんに、めっちゃ可愛い下着をもらった


「今、着けてみる?」


「えっ?...あ、はいっ!」


わたしは、お姉さんにもらった下着を試着室で着てみた


「うわっ!めっちゃ可愛いー」


そのまま服を着て、試着室を出た


お姉さんは優しく笑っている


「ありがとうっ」

お礼を言って、お店を出た


「バイバ~イ」

お姉さんは手をふってくれてる


わたしも、お姉さんに手をふった


「あ、そうや!みんなを探さな」


街をキョロキョロ探してたら


「どうしたの?」

って、地元の女の子に声をかけられた


幼稚園くらいの女の子

わたしと、いっしょくらい


「迷子になった、みんなのこと探してるの...」


「さっき、高台のほうに歩いてたよっ」


「あ、ほんと?ありがとうっ」


わたしは高台に向かった


高台に登ったら、みんなと会え。


「もう...みんな、どこ行ってたのー?」


イレーヌちゃんとマーリアちゃんに言った


ふたりは

「「うわー!あやなっちー」」

って言って、わたしを

ギュッ

と優しく抱きしめる


「「どこ行ってたの~?」」

って、ふたりに聞かれて


「ミルク飲んで可愛い下着をもらってた」

って答えた


「「なに、それー?!」」

ふたりは笑ってる


みんなと会えて、いっしょに歩きはじめた


そしたら...わたし...女の子になっちゃってる






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