第8話
スクエアホームの木造戸建て新築請負契約が決まりそうでなかなか決まらない。
それは僕の実力?イヤ!
イカサマの様に見事にあらぬ方向へ向かい、誰かに邪魔をされている様だった。
笑いもしない恒子の横顔が無声映画の様にコマ送りに為るのを僕は見逃さなかった。
恒子の所作が真実である事を教えていた。
けど、恒子には僕の背中に暁が憑いている事が良く観えたね?」
これが今日一番の疑問として上がっっていた。
「だってヤッくん・・・、あの時は死んでいるのよ私はネ?だから観えるのよ。」
優しく言い含める恒子が僕の胸中にまだ生きているのだなと、少し嬉しくもあり懐かしくも有った。
恒子と永吉は死んだ者同士が、見えるらしい。
同類項として。
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