ガラスの靴は堕とさないけど
空には星が輝いて
流れたのは七色の宝石だったのか
カラン、扉を開ける音
オトナの香りが鼻を掠める
あまり足を踏み入れない
少し洒落たお店
コトン、ガラスと机が触れる音
それはまるで私が恋に堕ちた音のようで
店主は微笑んだ
シャンデリアが映し出す煌びやかな世界
12時の鐘が聴こえる
だが、私の魔法は解かさない
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