くすぐり小説集
かふぇいん
カードショップの姫がくすぐられた話
とあるカードショップに足繁く通う美香(27)は、ある日、いつもよく遊んでいるカード仲間の男子達とレアカードを賭けた勝負に臨んでいた。
周りでカード仲間の男3人が見守る中、美香は勝負を優勢に進め、お互いのポイントを奪い合い、0になると敗北するこのゲームで一度もポイントを奪われる事なく、相手をあと一歩のところまで追い詰めていた。そして、美香が初めてダメージを受けた時…
「え!?なに!?」
周囲にいたはずの男達がすぐ両隣に立っており、美香は腕を取られてしまった。
「こいつ、手札一枚増えてね?」
美香が先程まで握っていた手札は3枚のはずだが、取られて机の上に置かれた手札は4枚になっていた。
不正を疑われた美香。覚えは無いがやっていない証拠もない。本来なら反則負けにされるところを頼み込んだ結果、「闇のゲーム」へと切り替えての勝負の続行を許された。それはダメージを受けるたびに身体にもダメージが及ぶゲーム。ただし、暴力を振るうわけにもいかないため、美香はくすぐられることとなった。
椅子に座ったまま、両腕を横に広げさせられた形で腕を取られた美香は、早速先ほどのダメージを食らうこととなった。
27歳にもなってロリータ服を纏う美香。いい歳をしてピンクのロリブラウスに黒のフリルスカートを履いた女子は一般的には「きつい」部類だが、女子との交流がほとんど無いカード仲間達にとってはそうではない。普段は気にならない素振りをしながらも内心穏やかではかったこれまでの思いを胸に、背後からしゃがんだ男が美香の脇の下に手を伸ばす。
「やあっ!うふふふ!うふふふふふ!」
美香は脇の下をくすぐられ始めた。
「やっ!うふん!うふふふふ!あはははは!くすぐったい〜!」
「やああはははは!ああはははは!やめてー!やだあははははははは!!ちょっと長いー!」
少ないダメージの割には長い時間くすぐられ、ようやくくすぐりは止んだ。
ちなみに手札が一枚多かったのは腕を取った隙に男が混ぜたもの。つまりこの状況は罠だった。
腕を押さえていた二人もそわそわする中、対戦相手のターンは続く。コンボの途中に細かくダメージが入るデッキのため、次の機会はすぐに訪れた。
「えー!また!?」
先程は右腕を押さえていた男が今度は背後に回り、
「やっ!あはははは!」
美香はまた脇の下をくすぐられ始めた。
「いやー!あはははは!あははははん!やめて!やだあはははは!」
興奮気味に動かされる男の指に脇の下を触りたくられてるうちに美香の顔は上気してきた。
「はあっ!やははっ!変態ー!あはははは!触んないで…いやははははあ!!」
「やっ…はっ…あっはははは!やめてー!」
そして次のダメージで左腕を押さえていた男にもくすぐられる。
「あははは!あはははははは!もうやだー!なんでー!あはははははは!」
ダメージが入るたび、男達が入れ替わり立ち替わり美香の脇の下をくすぐる。
「や〜ん♡もう♡あははははは!やん♡あーはははははは!いや♡やめてえ♡」
「あっ♡はっ♡やっ♡やっ♡やははっ!いやあああ!」
男性経験がほとんどない美香も男達が今どんな感情を向けて自分の脇の下をまさぐってきているのかを悟り、複雑な感情を抱いた様子だがもはやどうすることもできない。男達にかわるがわる脇の下をくすぐり輪されて、呑まれていく。
そして、勝負が着いた。くすぐり輪されて集中力をなくして逆転敗北した美香の背後に満を持して対戦相手が迫る。
「ちょっ…やだ…待って…ひゃあん♡あはははは♡」
目の前で悶える姫をずっと見ていた男はひたすらに美香の脇の下をこちょこちょとこそばし続ける。
「いやーはあっ♡はっ♡はっ♡はあん♡あははははん!やめてえ♡あはははん!もうくすぐらないでー!」
興奮気味の男に脇の下をくすぐられ続ける美香。
「あはっ!ははっ!恥ずかしい♡うう…あははははは!」
「あっ♡あはっ♡あははは♡あはは♡あはは♡あはあああああ♡」
男達が満足するまで、これでもかと脇の下をくすぐられた美香だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます