*****前回のあらすじ*****


 夢日記に記された不思議な記述を発見し、図書室に隠された秘密の入口と地下室の関連を探る決意を固める。ルナの絵とこころの原稿が示す共通点を発見し、水鳥川紫苑との不思議な既視感に新たな疑問を抱く。


 *****************


 あなたは水鳥川紫苑を図書室に呼ぶことに決めます。彼女との会話が、黄昏の花の謎に関する新たな情報をもたらすかもしれません。水鳥川紫苑は、あなたの呼び出しに応じて図書室にやってきます。彼女の態度はいつものように高慢でありながらも、好奇心が隠されているように見えます。


 水鳥川紫苑:「私を図書室に呼び出すなんて、何の用かしら?」


 あなたは、ルナとこころと一緒に水鳥川紫苑に、最近の出来事と地下室の謎について話し、彼女がその体験に関係している可能性について尋ねます。最初に会った時の既視感や、彼女との夢の記憶が何か重要な手がかりを持っているかもしれません。


 少し心当たりがあるようでした

 なんと、ルナが描いた絵にある箱をいつのまにか持っているというのです。

 しかも、鍵がかかっていて開けられなかったから家に放置してある。


 水鳥川紫苑が、ルナが描いた絵にある箱を持っているという事実に、あなたたちは驚きます。彼女がその箱に心当たりがあるということは、黄昏の花の謎と関連している可能性が高いです。


 水鳥川紫苑:「確かに、ルナが描いた絵にあるような箱を持っているわ。でも、鍵がかかっていて開けられないの。だから家にただ放置してあったの。」


 こころ:「それって、もしかしてこの謎を解く重要な手がかりかもしれないね!」


 ルナ:「私の絵に描いた箱が現実に存在するなんて…。これは確かに調べる価値があるわ。」


 あなたたちは水鳥川紫苑にその箱を持ってきてもらうようお願いし、鍵を解く手がかりを探すことにします。その箱が何を隠しているのか、またどのような秘密を明らかにするのか、あなたたちの期待は高まります。


 この新たな発見が、黄昏の花の謎を解き明かす鍵となるかもしれません。あなたたちの探求は、ますます深い謎へと進んでいきます。


 翌日、水鳥川紫苑は約束通りその謎の箱を持ってきました。あなたたちは興奮と期待を抱きながら、箱を詳しく観察します。驚くべきことに、その鍵部分には黄昏の花の彫刻が施されており、8桁のアルファベットを入力するための回転式の装置がついています。


 あなた:「これは…先日の地下室の扉と同じような鍵だ。これも"Tasogare"が合言葉なのかもしれないね。」


 ルナ:「まさにそれね。試してみましょう。」


 こころ:「本当にこれで開くのかな?何が入っているんだろう?」


 あなたは慎重に"Tasogare"と鍵に入力します。入力が完了すると、箱の錠前がゆっくりと解けていき、蓋が開く音がします。


 箱を開けた瞬間、あなたたちの目の前には古びた一冊の本が現れます。本の装丁と紙の質から判断するに、それは江戸時代、もしくはそれよりも前の時代のものと思われます。


 水鳥川紫苑:「これは私の家のものだけど、こんな古い本があったなんて知らなかったわ…」


 こころ:「見て、この文字。古文だけど、読み解くことができるかもしれないよ。」


 ルナ:「これは黄昏の花の伝説に関する何かかもしれないわ。慎重に調べてみましょう。」


 あなたたちは本を慎重に開き、その内容を一緒に読み進めます。古い日本語で書かれたこの本には、黄昏の花に関する伝説、その花が持つとされる不思議な力、そしてその花と地域の歴史についての記述が含まれているようです。


 あなたたちは慎重に古い本のページをめくり、その内容を解読し始めます。本には驚くべき物語が記されていました。それは前世との繋がり、ある約束、そして再会についての物語です。


 前世との繋がり:物語は、前世で深い縁を持った人々が、現世で再び出会う運命にあるという伝承を説明しています。

 約束:物語の中で、登場人物たちは互いに特定の約束を交わし、その約束を果たすために時を越えて再会することになります。

 再会:再会は、特定のシンボルや場所、時には特定の言葉を通じて行われるとされ、それが黄昏の花の伝説と深く結びついていることが示唆されています。


 水鳥川紫苑は、古い本の内容を聞いた後、深く考え込む様子を見せます。彼女は通常、冷静で高慢な態度を取ることが多いですが、この話には明らかに動揺しているようです。


 水鳥川紫苑:「これは…私たちの前世の話というの?まるで、小説のような話ね。でも、これまでの出来事と照らし合わせると、何か関連があるようにも感じられるわ。」


 彼女は一瞬沈黙し、続けます。


 水鳥川紫苑:「正直、信じがたいけれど、この本が私の家にあったこと、そしてあの地下室の謎、あなたたちとの不思議な繋がり…すべてが偶然とは思えないわ。」


 水鳥川紫苑は、通常見せない感情の揺らぎを隠そうとしながらも、あなたたちと共にこの謎を追求する意志を示します。彼女もまた、この不思議な運命の流れと、黄昏の花の伝説に深く関わっていることを感じ取っているようです。


 この新たな発見が、水鳥川紫苑とあなたたちの関係にどのような変化をもたらすのか、そして黄昏の花の謎がどのように解明されるのか、さらなる探求が期待されます。


 ーーーーーー


 僕は続きを考えることができなくなった。どうまとめればよいかわからなくなったのだ。どうしてだろう。3人で仲良くしすぎただろうか。もう一度一人に絞ったほうが良いのだろうか。


 そうして僕は過去にスクロールを行い、ルナと出会う前の世界から、世界線を分岐させた。



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