静岡島旅

第2話海神の贈り物

抹茶の冒険から数か月が経ち、島々は平和な日々を謳歌していた。しかし、海から立ち上る異変が幸男のもとに迫ってきた。

ある朝、幸男は海辺で目を覚ました。波の音と共に、遠くの海に浮かぶ神秘的な島が現れていた。その島は、伝説の中に語り継がれていた『海神の島』だった。

島には長い船旅を経て到達することができるが、その先には神秘的な力を秘めた名産があると伝えられていた。幸男は島の仲間たちと相談し、新たな冒険への旅立ちを決意した。

船は荒れ狂う波を乗り越え、海神の島へと辿り着いた。島には様々な奇跡のような名産が広がっていた。その中でも特に目を引くのは、キラキラと輝く「海神の宝珠」だった。

宝珠は海神が海の恵みを詰め込んだといわれ、その力で島の漁師たちは一瞬で大漁を得ることができた。しかし、この力を手に入れることには代償が伴うと、海神の神託が告げられた。

幸男は悩みながらも、島のために宝珠の力を借りることを決意した。すると、宝珠が光り輝き、幸男の手に力強い波のようなエネルギーが流れ込んできた。

次第にその力が幸男を包み込み、海神の加護を受けた彼は、新たなる試練に立ち向かう覚悟を胸に刻んだ。