虎になるぼく

コメントが来るという喜びがこんなものであったのかとしみじみとしている今日この頃。読者でしかなかった頃には感じてなかった感覚に酔いしれている。良い経験を積ませて頂いた。感謝を忘れず生きていきたい。


偏屈なおじさんのいる本屋にて安部公房を一人読みけり


複雑に絡み合ってた赤い糸ほどくことなどできるはずなく


ポケモンの「つづく」が「終」に変わるとき時代変わると思いしあの日


寝坊して口に加えた食パンを落とさず校舎につく世界線


父さんの知り合いの船出る前に 路上を駆ける淡い青春


持久走終わりて次の授業にて「山月記」読み虎になるぼく


生きている心地がしないことにより生きてることがはっきりわかる

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