第9話 不運な出会いへの応援コメント
苦味と甘さが入り混じる、人生の一瞬を描いたこのエピソードに胸が痛みました。自分の無力さと向き合う瞬間、誰しもが感じる孤独と不安が、リアルに響いてきました。アヴリルの痛みがまるで自分のことのように思えます。
作者からの返信
悠鬼よう子様
コメントありがとうございます。
ディアナがアヴリルにこんな酷い仕打ちをする理由はあまり多く明記しておりませんでしたが、恥をかかされたことへの怒りや恋人と仲良くしていた彼女への嫉妬があったかもしれませんね。
ここで大切なお金を取り返せなかったアヴリルのもどかしさや悔しさも、私自身全て自分のことのように考えながら書きました。
ジュースをかけられ、お金を取られ殴られ貶される。
道化に照らし合わせようとしてもあまりに酷い、笑えない場面であります。
アヴリルがアルゼンチンでの体験を機にどう変わっていくのか、注目して読んでいただけると嬉しいです。
第1話 ブエノス・アイレスへの応援コメント
ブエノス・アイレスの空港の描写、とても生き生きとしていて、まるでその場にいるかのような感覚を味わいました。異国の匂いや騒音、言語の多様さが鮮明に伝わってきて、読んでいるこちらも旅行に出かけた気分になりました。
母親のストレスやその日常もリアルに感じられ、感情移入しやすかったです。
作品をフォローしましたので、引き続き楽しみにしています!
作者からの返信
悠鬼よう子様
ライオンガールお読みいただき、コメントありがとうございます!
最初納得のいく書き出しが思い浮かばず、悩んだ末にこちらに書きかえました。
アヴリルと同じように世界がぱっと開けるような感覚が得られたのであれば、とても嬉しいです!
長い長い旅の中でアヴリルがどう成長していくかと一緒に、母親との関係がどう変化していくか、楽しみに読んでいただければ幸いです(*^^*)
第54話 出発への応援コメント
感想が遅くなってしまってすみません!
紅白の大テントで繰り広げられるサーカスみたいに、夢と感動を与えてくれる物語でした。あまりにおもしろくて、後半からは一気に読んでしまいました。
オープニングショーはネロとケニーが巻き込まれた銃撃戦。アクション映画のワンシーンを見ているのかと思うほどスリルがあって、ずっとどきどきしていました。
ネロがクラウンを目指し始めてからは、レオポルドの火の輪くぐりや、ホクの披露していた火吹きの芸を見ているようでした。ネロのクラウンになりたいという気持ちは炎みたいに鮮やかで、力強さを感じました。
列車をおりてネロ──アヴリルが一人でオーロラに会いに行くことになってからのストーリーは、危険な綱渡りのよう。それでも彼女は培ってきた芸の技術で周囲の人を笑顔にして、感動させる。途中から自分もアヴリルと一緒に旅をしているような気分になっていたので、ラストショーを見て胸がじーんと温かくなりました。
私はこれまで生きてきた短い時間の中で、絶対にこれがしたい、これになりたい、と口に出したことがなかったんじゃないかなと思います。自分なんかじゃどうせ何もできないし、あんまり気持ちが強いと失敗したときのショックが大きいに決まってる。だからなるべく期待しないように、そんな消極的な考え方しかしてきませんでした。
だけどこの小説を読んで、せいいっぱい夢を追いかけていく勇気をもらえました。
アヴリルみたいな強い女性になりたいです。
素敵なサーカスの旅をありがとうございました!!
作者からの返信
沢田こあきさん
素敵なコメントをありがとうございます!
胸に染み入る言葉の数々……感無量です。
この作品を書きながら、ライオンガールがこれから未来を生きる中高生の心に響く物語になればいいなと感じていたので、沢田さんが何かを頑張りながら生きる希望を与えられたのなら作者としてそれ以上に嬉しいことはありません。
アヴリルは最初、人の目を気にして普通の枠の中におさまることで安心感をおぼえています。その様子をみているともどかしいのですが、もしかしたら多くの人が共感できるのではないでしょうか。
一歩踏み出すのはいつも勇気がいりますよね。私もこの作品を書く前は失敗を恐れてなかなか書けずにいました。
でもチャレンジしなければ絶対後から後悔します。リスクをおかしてでも挑戦して良かったと今は思えます。
1人の少女が辿るサーカスと命懸けの旅の物語を終着に導くことができ、こうして素晴らしい感想をいただけたのですから(*^^*)
この作品がこれからを生きていく糧になりますよう、遠くから祈っています。
第10話 救いの手への応援コメント
過去の幸せが現在の切なさと共鳴して胸に沁みますね。まるで時を遡ることができたなら、もう一度その輝く瞬間に戻りたいと感じさせる、心の琴線に触れることができてよかったです。
作者からの返信
悠鬼よう子様
またまたコメントありがとうございます(*^^*)
オーロラとの思い出はアヴリルにとってかけがえのないもので、離れてから余計に認識したんでしょうね。
前半は過去を懐かしむだけのアヴリルが今後どう変わっていくか、彼女の長い旅を見守っていただければ幸いです✨