第9話 「コンビニ国家」

この街には多くのコンビニがある

少しご紹介しよう


ここはドイツ人のオーナーが経営するお店

周りに競合他社が居ないから10時開店に沢山の人が押し寄せる

開店5分前 居合わせた客・・・急いでるのだろうか

「もう開けてくれよ」

しかし店員は

「規則で開店は10時からです」と一蹴

人気の秘密はおつりを間違えず

品揃えが他店に無い独特な物

ここにしかない商品もある


ここは韓国人のオーナーが経営するお店

漬物が人気でとかく店員の威勢が良い

店員同士の会話がまるで怒ってるみたい

とある客がお釣りを間違えられた

店員に言うと

「どの店員ですか?」との問い

店員同士の顔が似てるから見分けが付かない


ここはロシア人のオーナーが経営するお店

お酒が豊富で店内がとても広い

でもクーラー効き過ぎて少し寒いかな?

店長がお酒を飲み過ぎて寝坊し

たまに開店時間が遅れるのもご愛嬌


ここは中国人のオーナが経営するお店

コンビニの前の他人の土地に屋台を出している

とても広く品揃え豊富だが中には賞味期限が切れてたり

異物が混入してたりと言う苦情も寄せられている


ここは日本人のオーナーが経営するお店

サービスが良く箸・フォーク・スプーン・おしぼり・ストローが無料

24時間営業で商品も様々な種類の輸入品が並んでいる

レジで順番を待っていると店員が突然倒れた

「休ましてくれもう36時間も働いて居るんだ」

しかしオーナーに

「今日も残業だ」と言われて頑張る

何人か店員がカロウシしたって噂もある

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