SS ワイン
給料日になったチヨは、リアに食べたいものを聞いていた。
チヨ「リアお姉さんの好きな食べ物って何ですかっ? 日頃お世話になっているお礼に、今日はなんでもご馳走しますっ」
リア「その気持ちだけで十分よ私は」
チヨ「それじゃあ、私の気持ちが収まらないんですっ。何でも言ってくださいっ」
リア「なら、遠慮なく言っちゃおうかしら」
チヨ「(どきどき)」
リア「生き物の生き血とかかしらね。温かくて、死にたての生物の真っ赤な血が好みよ」
チヨ「!?!?!?」
リア「なんちゃって、冗談よもう。チヨったら可愛いんだから」
チヨ「そ、そうですよねっ。びっくりちしちゃいましたっ!」
リア「ワインとか、ワインで煮込んだお肉が好きかしら。でもかわいいチヨじゃ、お店で買ってこれないわよね」
チヨ「うぅっ、私は小さな子供じゃないのに、店主さんがずっと勘違いしたまんまですからねーー(しょんぼり)」
リア「しょんぼりしているチヨもかわいいわ(なでなで)」
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