9月2週目 少しずつ片付け
第63話 源氏物語の広がり方『光る君へ』
今日の『光る君へ』では、一条帝のことをまひろが道長から聞き出し、帝のために書かれた物語が『源氏物語』であると改めて描かれました。
結構はっきり言ったなぁというのと、モデルになった一条帝自身も自覚がある。それを他の人も読めるようにしてよいと前回お許しが出て、今回はそんな源氏物語が広まるさまが描かれていきました。
面白かったのが夫婦や女房仲間の間で読みあっているところ。昔は音読が中心だったというのは本当なんだなぁとちょっと感動するとともに、まさか源氏を夫婦で一緒に読むのかと目からうろこがボロボロ落ちました。
でも今でいえば話題の本や映画を夫婦でネタにするのは普通です。で、逆にこのギャップって、自分が授業で勉強したのが最初だったから、どうしても『源氏物語』は古典の勉強で読むイメージが強すぎなんだなと。
なのでドラマで描かれるのが本当に新鮮でした。しかも中宮様も帝ご本人も、わざわざ作者のまひろの局まで押しかけて感想やら対話をしていく。
いやいろんな意味ですごいなと。現代では難しすぎて、いかんともしがたい。本人の許可なく個人情報をしゃべってそれをもとに小説にして、ご本人に献上する!?
よく源氏物語は同人誌にたとえられますが、真面目に今ならあり得ないなぁというてんこ盛りの平安時代だからこそできた物語なんだなと、時代の変化を改めて感じます。
なんか最初色々書いていたのですが、自分でもまとまりが無くなってしまってやめました。『光る君へ』は四の五の言わずに面白かったのでそれでよし!
彰子様が少しずつ動いていくのがいいですね。来週、感情を爆発させている彰子様がうつっていて、いろいろと楽しみが続きます。
これで何とか一週間生き延びましょう。
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