カタマラン

@J2130

第1話 カタマランという船の形

 カタマランといっても…わからないですよね。

 固まらん…ではないです。


 双胴船とも言われます。


 船体が二つある船です。

 ネットで調べるとすぐに画像が出てきます。


 もともとは転覆防止、船体の安定のために通常の船体にもうひとつ小さい船体というか木などの浮力体をある程度の距離、間をもって繋いだのが最初です。


 この浮力体の支えのことをアウトリガーといいます。

 浮力体のサイドには当然傾きが少ないし、逆側にはその浮力体の重さがあって傾き、ヒールしにくいのです。


南洋の手漕ぎボートやヨットなんかで写真をみたことありませんか…

 


 最初は転覆防止でしたが、そのアウトリガーを支えではなく大きくしてまったく同じ船体をつないだのがカタマラン、双胴船といいます。

二つの船体の間に構造物を築き有効利用できるので今は多くの船に採用されています。

 

 流体力学や造波抵抗のお話になるのでメリットデメリットにつきましては詳しく書きません。

 突っ込まれますので…

 ご想像のとおりのことは書けます。

 まず、旋回性能は落ちます。

 横幅広いですから…


 でも、ヨットでは小さい船体に大きなセイルを付けられるのでかなり流通しています。

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