第7詠

垂乳根の 母は来年 米寿なり 見守る我は 今五十三


来年、母は88歳になります。母は薬剤師として、72歳まで働いていました。

昭和11年に生まれて、今に至っています。母は多少の認知機能が落ち、かつて私が大学生だった時の顔しか覚えていないみたいです。父が亡くなったのが、昭和62年でした。私がまだ、17歳でした。

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