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  • 幻想怪奇歌集への応援コメント

    こんばんは。

    えーっと、終わりから二番目の歌のことで問い合わせしたく存じます。
    私の勘違いでなければ、この歌の最終読者の命日がわかる錠剤がこの世に存在するということでしょうか?
    ええ? 私は恐らく最終読者ではないですよね?

    さし氷とたち氷は現実にありそうで、はひ氷はこの世の物ではないはず。

    作者からの返信

    >瓶底の一錠だけは知っているこの歌の最終読者のその命日

    この短歌集は、かなり前に作った物ばかりで細かい意図は覚えていませんが、おそらく「この歌の最終読者」という発想が最初にあったのだと思われます。

    で、その人の命日を、なぜか何かの錠剤の瓶の、最後の一錠が「知っている」と断言している訳ですね。

    なので、それがどこにある何の薬の瓶なのか?
    薬以外の何かの瓶なのか?
    そもそも「知っている」と断言できるのか?
    「知っている」のだとして意思の疎通ができるのか?「知っている」としても教えてくれるのか?

    などなど、みな曖昧なところに幻想味があるという感じですね。