備忘録10 迷走
霧立ちぬ
リアル求めし
ファンタジー
ファンタジーにリアルを求める。
もりもりの説明文に、それを解消する為の乱発する造語が、より難解な世界を作り出す。
そして、行き詰まってファンタジーとは何ぞやと原点に返り、グーグル先生に教えを乞う。
適度に都合の良い世界がイイんだよ、難しく考えるのは止めようと思うが、ついつい繰り返してしまうのは、やはり個人の趣味・趣向だろう。
そして気付かされるのは、自分の好きなものは王道ではないこと。かなりの重めのダークファンタジーや、答えの出ない小説。
小説家になろうの方にはなるが、ネトコンの感想サービスで、「禅問答のよう」と書かれた。褒める内容として書かれてもいたが、嬉しくもあり、複雑な気分になる。
【↓感想サービス】
主人公が元の世界から弾きとばされたのなら、その裏側で何が起きていたのか。また自らを犠牲にして主人公を助けた精霊の存在等、不思議な謎がいくつも提示されています。それらの理由を探ろうとする流れのおかげで、とても読みやすい作品に仕上がっていました。
『自分の存在とは何なんだ?』というのは、まるで禅問答のようですが、前述の際の演出によって、うまくエンタテインメントに仕上がっています。
ぼっち仲間の黒猫クオンがとてもいいですね。話し相手としてピッタリであり、キャラ立っていました。他の精霊も仲間になることで、少しずつ真実に近づいているような雰囲気が漂っています。続きが楽しみです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます