2008年12月秋篠寺
ヘタレ散歩。奈良西大寺の少し北にある秋篠寺へ出かける。久方ぶりに伎芸天さんと帝釈天さんにお会いできた。東洋のミューズとも讃えられる伎芸天さんはその豊満な美女ぶりがつと有名だけれど、私としてはご本尊の薬師如来さんを挟んで反対側におわす帝釈天さんの凛々しい美男ぶりも強く推したい。向かって斜め右から拝顔するのが一番いいかな。とにかく、前を見据える眼差しが強い。そして清い。拝顔する方向・角度が変わると、面差しが変わって見える。20代の青年に見えたり、40代くらいの壮年のようにも見えたり、変幻自在だ。例えるなら、東洋のアポロンと言えようか。後世継ぎ足した首から下の身体は、力強く、ただただ見惚れるばかりだ。こんなふうな方が実際に存在したら、怖いくらいだろうか?伎芸天さんと帝釈天さんのお二方を交互に眺めていたら、あっという間に1時間程時間が経ってしまう。
ここまで書いて気がついたが、私が知る伎芸天さんを賛辞する人物は全て男性だった。榊莫山、川田順、堀辰雄…。男性視点か?
今、ネットでググると、「奈良大好き主婦日記」という女性の方が秋篠寺の梵天さんをイケメンと書いているのを発見。やはり、女性だと視点が違うと思われる。
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