第209話 存在を忘れられる上司さん
新しい支店を立ち上げる事になり、上司と視察へ行きました。
本社に戻ってからする事を頭の中で考え、
早く着手しなくてはとか思いつつ帰社しました。
上司の存在を忘れて…。
パソコンで懸命に仕事をしていたら、その上司がやって来て私にこう言いました。
「おもながさん、僕の存在を忘れて帰ったね」
あ、ほんと、忘れてた。
ごめんなさーい。
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