黒本聖南とドナルド・Ｔの、ドタバタ登山回顧録

Ｂパート

セ「目的地の奥多摩湖、レストランとか近くにあって、そこで鹿肉料理を食べられたそうですが、着いた時には閉まっていたのでした」

ド「売店は閉店まで10分あって、開いててよかった」

セ「奇跡」

セ「残り5分の時に声掛けされてびっくりしたなす」

ド「お互い5分間集中致しました」

セ「慌ただしく買い物して展示見てダム眺めて、帰りは当然バス」

ド「バスがくるまでダムをゆっくり眺められて嬉しかった～」

セ「現代文明に感動している横で、ドナルドは元気に歌っていた」

セ「あれ、途中から途中までずっと歌ってんなドナルド」

ド「いつだって歌うのは途中がよろしくてよ」

ド「しかし私、こんにゃくを買えばよかったと思っております。思考が甘かった……」

セ「わてもゆずバームクーヘン買えば良かったなす」

ド「ゆずだったのか～くぅ～」

セ「ゆずだったっぺ。そんな日もあるなす」

ド「ホホッ★　そんな日もございますわね」

セ「ダム、風がめちゃんこ涼しかったですだ」

セ「山登りしていた時もちょいちょい涼しさを感じたけど、ちょっと肌寒いくらいの涼しさが良かったべ」

ド「涼しエリア急に現れた！」

ド「自然の風心地よかったな～。水の流れる音も」

セ「涼しい所は虫も出ないし助かったべ、音良き」

ド「夏に来てもよさそうですわ」

セ「夏、熱中症が不安なす」

ド「おっしゃる通り。要準備orバスですわね」

セ「なす」

セ「それにしても、色々と写真が撮れて良かったなす」

ド「写真といえば聖南さん、海外のかたに頼まれてお撮りになりましたね」

セ「撮りましたねー」

セ「日本語で言ってもらえて助かりんした」

ド「日本語お上手でしたね」

ド「一体彼はあの後何処へ行ったのでしょうか？」

セ「確かに」

セ「一本道だった気がするのに、途中で見なくなったな」

セ「彼の身に何が……」

ド「隠し通路でもあったりして？」

ド「謎が残ってしまいましたわ」

セ「なすなす」

ド「焼きナス滅ーーー！！」

セ「わてらにも隠し通路があるなら教えてほしいなすー」

ド「ロマンですわね」

セ「帰りは無事にバスに乗れて良かったなす」

ド「綺麗な景色や素敵なお土産選びを楽しんで無事バスに乗れてハッピー！」

ド「でも肝心なことが抜けてますわ」

セ「……それはなんだい？　ドナルド」

ド「紅葉を見てなーーーい！！！」

ド「山のどこかに生えていたかもしれないけれど、認識できませんでしたわ」

セ「……はっ！」

セ「微妙にイチョウやクルミは地面に落ちていたけれど、紅葉、紅葉……」

セ「なんてこった、リベンジ企画がリベンジできていないだと」

ド「目的地に着くことに必死でスッカリ、うっかりしておりましたわ」

ド「聖南さん、またリベンジに付き合っていただけますか？」

セ「もちろんだともドナルド」

ド「感謝。来年に期待ですわ」

セ「だぜ！」

セ「そいでは時間も時間だし、そろそろ締めに入りやしょう！」

ド「ハーイ」

ド「聖南さんお出かけに付き合ってくださってありがとう。山の秋を感じましたわ♪」

ド「皆様も最後までありがとうございます！」

ド「良い秋をお過ごしくださいませ」

セ「ドナルドマジでありがとうございました！」

セ「また会おうぜ、ひゃっふー！」