2020年、宇都宮。東武署の特殊警察作戦大隊の日向は、不毛かつ無謀な任務の日々に疲れ果てていた。ほどなく、東武署に、整備部隊に配属されてしまった源田と、大学で社会学を専攻している残間が赴任するが、二人を待っていたのは警察もギャングも市民も、好き勝手放題に犯罪行為を繰り返し、しのぎを削り合う現実だった。

　源田と残間もやがて違法行為に手を染めるが、そのことに端を発する銃撃戦によって2人は作戦隊の隊員になることを決意。しかしあることがきっかけで、源田が残間の大学で活動している密売人達と通じたギャング達によって殺害されたことから、日向と残間ら隊員達は暴力的な手段によってギャング達を追い詰めていく。