01-03 サムハラ神社 - タカミムスビの神
#サムハラ神社
何かの本に、ご祭神はアメノミナカヌシの神、タカミムスビの神、カミムスビの神と書いてあった気がする。
サムハラ神社でかつて授与されていたお守りは、霊験あらたかなことで非常に有名だったそうだ。僕が読んだ本も、主にそのお守りについて紹介していた。何でも、これを身に付けたことで九死に一生を得た事例が後を絶たないとか!
その本によれば、社名であるサムハラ自体が強力な呪文なのだそうだ。中井耀香さんも共著の中で、危険が迫っている場合や苦手な人と会った時などは、サンバラサムハラと唱えるとよい、と言う。
お守りの本はサムハラの語源について、チベットの伝説に出てくるシャンバラが由来だなどと言っていた。これはちょっとマユツバに思う。日本にそんな前からシャンバラの存在が伝わっていたのか、と。
1つ思い出されるのが、大随求(だいずいぐ)菩薩という仏様。彼女の真言は、「オン バラバラ サンバラ サンバラ……」から始まる。また、彼女をご本尊とする成福院(和歌山県伊都郡高野町)によれば、彼女は護符の元祖でもあるという。
サムハラは彼女の真言が訛ったものだと考えた方が、シャンバラよりはまだあり得そうな気がする。しかし現状、こんなことを言う人は見たことがない。
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