口を噤む
感情論
1
夢を見たのよ。
星がきらきらしていて、とてもきれいだったの。
あぁ。風も心地良くて、本当にすてきだったの。
今、そういう所に行けば心が洗われるかも、ってぐらいに。
でもね、でも__私、笑っていたの。
一生懸命に、壊れてしまったように笑っていたの。狂って、声を嗄らしてまで笑っていたわ。
正直、怖かったわ。自分自身のことが、とても。
__いいえ、違うわ。悪夢に感じれなかった自分に恐怖を感じたのよ。
そして、それが正夢になりそうで、とても怖いの。
だって、
「夢なのに、あまりにも現実味を帯びていたのよ。」
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