口を噤む

感情論

夢を見たのよ。

星がきらきらしていて、とてもきれいだったの。

あぁ。風も心地良くて、本当にすてきだったの。

今、そういう所に行けば心が洗われるかも、ってぐらいに。

でもね、でも__私、笑っていたの。

一生懸命に、壊れてしまったように笑っていたの。狂って、声を嗄らしてまで笑っていたわ。

正直、怖かったわ。自分自身のことが、とても。

__いいえ、違うわ。悪夢に感じれなかった自分に恐怖を感じたのよ。

そして、それが正夢になりそうで、とても怖いの。

だって、


「夢なのに、あまりにも現実味を帯びていたのよ。」

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