第5話 雑魚モンスター狩り?
前話の文字化けを?に変えました。
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此処から本格的に一人称
雑魚敵を倒すために移動しようと思ったが、神装・機龍神装のフォルムと飛行性能を確認するため使ってみることにした。
「《神装・機龍神装》」
そう唱えると、腕輪がはじけそして空中で分解し、粒子となって降り注ぎその瞬間体が白銀の装甲に包まれた。三回りほど大きくなったように思うし、それに、周りの視線が気になるので早く飛び立つことにする、スラスターの起動は音声認識らしいが羽は感覚操作で操作するみたいだ。
背筋に力を入れて羽を動かすと思うと羽が動き始め、そして浮いた。
「ほぅ、すごいのじゃな。これなら昔烏天狗に教わった飛ぶ訓練がいきそうじゃな。」
そう言って、スラスターを使わずに数十メートル飛んだ。
「うむ、これならいけそうじゃ。」
慣れてきたので思いっ切り力を入れる感覚で羽を動かすと一回羽ばたいただけで町の外に出てしまった。
眼下を見下ろすといろんな色のスライムが見えた。
「たしか、北の草原の別称は始まりの草原の筈じゃ、じゃから、スライム、水属性スライム、火属性スライム、風属性スライム、岩属性スライムのみ出現するんじゃたっか、そして倒しすぎるとサービス開始から一週間たっても倒されていないお仕置きモンスター、二つ名の《終焉を呼ぶ赤き彗星》スライムが出現するんじゃったか。もしかしたら、装備の暴力で倒せるかもしれんのぅ。さて、早速じゃが、《戦術レーザーシステム起動》《自動標準》《鑑別システム起動》《短距離ミサイル発射》」
神装の技を使用すると一気にログが流れた、どうやら毎秒十体ほどが狩られているようでこのペースなら。
「《撃ち方やめ》」
そうコマンドを言うとミサイルとレーザーが撃たれるのが止まった。
そして、ヒューンという音とともに何かが地上に落ちたのを確認した。
「効くかわからないが、やってみるかのぅ。《自動標準》《発動・荷電粒子砲》」
瞬間、一条の閃光が落ちた何かに当たったのを確認した。
とても呆気なかった、そうおもいながらゆっくり羽ばたいて下降した。
そして羽ばたいて降下している間にピコンと画面の端に通知が来た。
―ワールドアナウンス:プレイヤーネーム:ウカノミタマにより始まりの街『ファスト』の北の草原の二つ名モンスター《終焉を呼ぶ赤き彗星》スライムが初めて討伐されました。―
その通知にはそう書かれていた。
「ふむ、なるほどのぅ。初討伐するとこういうことが起こるんじゃな。」
そして、下降し終わると、周りには大量のドロップアイテムが転がっていた、そして
「これを全部拾わんといかんのじゃな。おっとその前に神装を解除せねば。《神装・機龍神装解除》」
と言って、肩をすくめ、そして、神装・機龍神装を解除するコマンドを言い服装が巫女服に戻った。
そして、ドロップアイテムを集めること三十分後、戦闘の結果はこうなった。
スライムの魔石×100
スライムの魔石(水)×25
スライムの魔石(火)×25
スライムの魔石(風)×25
スライムの魔石(岩)×25
火属性スライムの火液×3
岩属性スライムの硬液×4
《終焉を呼ぶ赤き彗星》スライムの大魔石
《終焉を呼ぶ赤き彗星》スライムの煮えたぎる体液
彗星の宝箱
となった。
「宝箱なのじゃな?なら、開けてみるかの。」
そして、宝箱を開けると。
スライムの
が出た、そうそれは、赤と白で流線形のかわいらしい人形だった。
「ふむ、カワイイのぅ。しっかし、まだ家がないから飾れんのじゃ。しばしの辛抱じゃな。」
と、頬を緩めていった。
「あ、そうじゃそうじゃ。ステータスを確認せんと。」
そしてステータスを開くと。
名前:ウカノミタマ
種族:神霊(狐)
アバターレベル:Lv.11
ファーストジョブ:神級巫女 Lv.1
セカンドジョブ:神級鍛冶師(全) Lv.1
サードジョブ:神級採取師 Lv.1
HP:100/100
MP:100/100
STR:10(+2000)
DEX:10(+1000)
VIT:10(+2000)
AGI:10(+800)
INT:10(+500)
LUK:10
スキル
剣術:Lv.1
弓術:Lv.1
柔術:Lv.1
お祓い:Lv.1
採取:Lv.1
鑑定:Lv.1
鍛冶:Lv.1
付与:Lv.1
超高運:Lv.1
眷属召喚:Lv.1
称号
スライムの天敵
《終焉を呼ぶ赤き彗星》スライムの初討伐者
装備
頭:神級巫女の垂髪
胴:神級巫女の小袖
脚:神級巫女の緋袴
足:神級巫女の白足袋
神級巫女の草履
腕:
武器
メインウエポン:神刀狐神
サブウエポン:天弓狐月
となっていた。
「11レベルも上がったのじゃな、そして、天敵と。ほう、初討伐すると称号ももらえるのじゃな。それと、あとでステータスポイントを割り振らんとならんのじゃな。」
ステータスを見てそう言っていた。
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いま、元々プレイしていた人たちが混乱しているのを彼女は知らない。
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