kiriに関する備忘録

2017年 ボカロライフ6月号より

「1ヶ月1曲宣言」を終えたkiri氏、活動頻度が更に上昇！　作風が変わったとの声も？

　「1ヶ月1曲宣言」をしてから1年、「各月シリーズ」とも呼ばれたそのプロジェクトを終えたkiri氏。しかし今でもその活動頻度は落ちず、1ヶ月に1曲どころかそれ以上の頻度で楽曲の投稿を続けている。更には別名義である「薙霧」としての小説も定期的に公開、出版されており、その活動頻度はまさに気迫迫るものと言うに相応しい。

　kiri氏は忙しい活動の間を縫って、本誌のインタビューに応じてくれた。

「一時期下火になったボカロの流行りが、最近また復活しているような気がして」

　kiri氏は話す。

「僕が更にボカロ界を盛り上げていけたらと思うんです。この調子で最盛期まで……なんてのは高望みですかね」

　そう言ってkiri氏は笑った。

「小説の方は完全に趣味というか。ほら、僕の楽曲は最近作風が変わったって言われるので、小説の方は元々やってた世界観で書きたいなと思って」

　楽曲の作風が変わったとの声が上がるが、kiri氏は「気分です」とだけ答えた。ネット上では確かに、「ダークな曲調が増えた」との声が上がっている。

　kiri氏の新たな方向性への挑戦、そして止まることを知らない活動頻度への期待が高まる。