第6話
元嫁視点
「ご主人様!!」
思わず、昼に目が覚めてしまった。
私はいつも少し早めのに目を覚ます。ご主人様を起こし、朝ごはんを作る。
ご主人様にはたまにはぐっすり寝て良いと言われてるけど私がそうしたいから・・・
ご飯、作らないと・・・ご主人様に謝らないと
見えるのは硬そうな柵と、本日の食事のパンのみ
「・・・私は」
もう感覚しか残って居ない、左手を右手で握る。
帰りたい、でも自分で裏切って帰れない。
「・・・っ」
今日も元嫁は泣き続ける。
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