無自覚
自殺した友人はいつも傍にいた。だってあの子は、私の大事な子だ。家に呼ぶ事もあったし、教室でも常に一緒。あの子の机が賑やかになるように絵や文字を沢山描いたり、お花も飾ったし、家では私の好きな昆虫食を与えたり……え? 刑事さん、何でそんな事って……
楽しかったからに決まってるじゃん。
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