アヒル屋卓球催眠

アヒル屋卓球催眠


アヒル屋に来い、友よ

卓球サロンで、君と共に

機械が回る、リズムを刻む

フォアとバック、カットで切る

「コッコッ、カッカッ」

「コッコッ、カッカッ」

繰り返しながら、心地よい

目を閉じても、球は見える

軽く打て、感じろ、そして繋げ

50、長く、もっと続け

君はその度、満足に


マシンの音に身を任せ

球の音を少し遠ざけて

近く、何度も、無意識に

フォームは安定、心も整う

一つの打ち方、一つのリズム

「コッコッ、カッカッ」

「コッコッ、カッカッ」

卓球の道は何度でも

難解な未知も反復へ


次の一歩はウォーキング

汗を流して歩んでいく

心と身体の調和は近い

「フッフッ、ハッハッ」

「フッフッ、ハッハッ」

卓球以外もすべてが連動

次は勝てる、次は違う

マシンとラリーが交差して

打球のリズムが、力になる


一緒に夢みよデイケアで

卓球マシンを共に使う

ラリーが続き、笑顔が広がる

その場で君は気づくだろう

自分の限界、可能性を

誰もが見つける、次の試合

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