第2話


もうひとつ!

子どもをたくさん作ってみたい!

十五人くらい!

上の子が下の子の面倒見てくれて、有り難いな〜楽しいな〜ひとりずつ個性があって面白いな〜、とか

みんな、学校は公立校に行ってね、なんて言いながら。十五人分の学費を払うの大変だから。

…実際は毎日が戦争みたいでてんてこ舞いになるでしょうねぇ。

そしてその子たちが、それぞれ家庭を持ってたくさん子どもを産んで、育てて、

孫が二百人くらいいたら、どんなに賑やかってか、うるさいでしょう。

ひと学校全部、私の孫で占めちゃう!

道を歩くと1メートルごとに孫とすれ違っちゃう!

またその孫たちがそれぞれ子たくさんなら、ひ孫が三千人越え!

わー凄ーい!

どんな凄い事になりまっしゃろ。

会社作れまっせ!

名前覚えきれなくて、よその子まで、自分の孫と勘違いしちゃう!


男だったらやってみた〜い!

少子高齢化に少しでも貢献した〜い!


子たくさん万歳(ノ≧∀≦)ノ

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