第23話

休日


「優」


「・・・ご、ごめん。」


俺は楽しそうにしている親子を見つける。


思わず羨ましいと思ってしまう。


自分達が暴力や、悪口を言われているのなか、他の家族はあーやって楽しいことをしている。


心が締め付けれられる。嫉妬、絶望様々である。


希望なんてない。時間は帰ってこないし、既に虐待して来た過去をもつ人間と仲良く出来る訳がない。


ヒロにそれを察せてられてしまった。


「そうだな、ほらもっと楽しもうぜ」


「おう」



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