六
男三人のキャンプの夜。猥談にも飽き、Iが怪談をやろうと言い出してランプを消した。すぐにビビって外へ逃げたEだったが、それはそれで不安だったのか、ほどなく戻ってきて暗闇で身を硬くしていた。途中、トイレに行こうとテントを出るとスマホに着信があった。「テントどこだっけ?」Eからだった。
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