12.17. ついてないなぁ

 部屋の電気と時計が壊れました。はなねです。


 電気は数日前からおかしくなっていたので、今朝つかなくなった時は「ついにかぁ、今まで頑張ってくれたなぁ」としみじみ。

 が、まさか時計までおかしくなるとは思いませんでした。


 今は机のスタンドライトでなんとかしてます。

 時計はほら、スマホがあるから…


 そうそう、カクヨムの先輩に教わった頭のぐるぐるを軽減する運動、昨夜してみました。


 すると今朝は、昨日よりもめまいが少なく起きれたのです。

 それだけで嬉しくなっちゃって、調子乗って勢いよく立ち上がったら倒れました。良くも悪くも、なにかあるとすぐ爆発する人間です。


 頑張って早起きしたは良いものの、体調は改善せず。でも、今日は絶対に受けないといけないテストと、絶対に行きたいオペラがあったのです。


 家を出るちょっと前まで「もうやだ行かない」「やっぱり頑張る」のぐだぐだを繰り返していました。でも結局は頑張って外に出ました。


 最寄り駅まで母に送ってもらい電車を待ちましたが、電車が17分遅延しているとのこと。

 母に連絡して、学校まで直接送っていってもらうことになりました。ついてないその一。


 学校に着き職員室に行くと、今日もまた机におにぎりが置かれていました。この間とは違うおにぎりです。せっかくなので1個もらっていきました。


 そしていよいよテスト受けるぞ!と試験教室へ行った時。違和感を感じました。


 あれ、もう人いるな。退出してきてる人もいるな…12時から試験始まるはずなんだけどな…


 そこで予定表を確認して、自分のやらかしに気付きました。日曜日の時間割を水曜日の時間割と間違えて認識していたのです。

 当然テストは受けられなかったため、受験願を提出し直して泣く泣く学校を後にしました。ついてないその二。


 学校から真っ直ぐコンサートホールへ向かい、開場と同時に入場。今日は3階席の前方のチケットを取っていたので、オーケストラピットも舞台もよく見えました。


 ぱしゃぱしゃ写真を撮って、いよいよ開演。


 ヨハン・シュトラウス2世作曲の喜歌劇『こうもり』。今回の公演は、野村萬斎さんのオペラ初演出が前面に売り出されていました。


 オペラそのものはというと、現代風味を加えた和風にアレンジされたオペラで、クラシックに詳しくない人でも楽しめるようなものでした。


 第一幕は無事に観終わりましたが、ここで体調が悪化。一昨日からの頭のぐるぐると、隣の座席に座っていた女性の香水のきつさが相まって、気分が悪くなってしまったのです。


 係員さんに声をかけて救護室へ。リタイアには至らなかったものの、そのまま第二幕は観れませんでした。ついてないその三。


 第二幕はおそらく、華やかな衣装を着た人々の歌を楽しめる場面となっていたのでしょう。

 ロビーのモニターから聞こえてくる音を聴きながらじっと寝ていましたが、たまに知っているものや好きなオペラアリアが流れてくると、生で聴けなかったことが悔しくなりました。


 第三幕からは会場に復帰。係員さんが気を遣って、座席を変更してくださいました。

 後ろの方の席にはなりましたが、においのきつい香水が空気から消えて快適でした。


 『においの強い香水や柔軟剤を使用した状態でコンサートに来ない』ということは、においが鑑賞の妨げになる可能性があるということでみなさん気を遣っている点ではあります。

 が、今回のように有名人を引っ張ってくるコンサートはクラシックコンサートに不慣れな方も当然いらっしゃいます。考慮すべきでした。反省。


 その後は無事カーテンコールを見届けてホールを後にしました。そして今日頑張ったご褒美に、コンビニでじゃがりことホットココアと雪見だいふくを買いました。


 コンビニまで母が迎えに来てくれたので、そのまま車で家へ。母にも雪見だいふくをお裾分けしようと思いましたが、なんとなく嫌いなのだそうで拒否されました。


 もちとアイスは別々に食べたいんだって。

 わからんでもない。でもおいしいじゃん…


 雪見だいふく付属のピンクの刺すやつ、あれなんて言うんでしょう。あれでくるっとくり抜くと、だいふくに綺麗に凹んでいる部分がありました。

 「見てーおしりみたいー」と運転中の母に言うと失笑されました。


 車を降りて明るいところでパッケージを読んだら『ハートのかたち』と書いてありました。おしりなんて言ってごめんね。


 空回りが多かった気がしますが、なんとか今日を生き抜きました。


 みなさんも、それぞれの一日お疲れ様でした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る