生徒・指紋・発熱

隣室

 職業学校の生徒が熱を出して休んでいた。


 発熱は今回に限ったことではないそうだが、

 は 薬が効いて眠っていたから、

 何も知らない ということだ。


 何も気付かなかった。



 気付けるわけがなかった と言う。


 ずっとベットに居た と言う。



 それならば、




 ドアノブに付いた指紋を拭き取ったのは

 誰だろう?






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る