第134話銀巴里と日劇

 05/12

 こんにちは、仲津です。

今日は母の日。


 アメリカ、社会活動家のアン・ジャービスさんのの娘、アンナさんが、亡くなったお母さんのために教会で記念会を開き、白いカーネーションを贈ったことが起源だそうです。


 NOVEL DAYSで、銀巴里ぎんパリの最後の2年間に歌っていたという方のエッセイを読みました。


 銀巴里、若い方は知らない人も多いと思います。

 昭和の1951年から、平成の1990年まで東京銀座7丁目の、確かヤマハが入っていたビルの地下にあった、シャンソン喫茶です。


 美輪明宏さん、戸川昌子さん、金子由香利さん、平野レミさん、クミコさんなどが出演されていて、今となっては「伝説の」と言っていいかもしれません。お店の跡には今は記念碑が建っているそうです。


 学生時代に友人に誘われて何度か行き、その後高校の友達とも何度か行ったので、懐かしく思い出しました。


 私が行った頃は、上記のお歴々はもう出演していませんでしたが、アニメ「サザエさん」のテーマソングを歌っている宇野ゆうこさんのライブは聴いたかな。


 ビルの横にある地下への狭い階段を降りて行くと、受付があって、そこで料金を払って入場します。ドリンク付きなので、確かここで注文もしたような気がします。


 会場は薄暗く狭くて、細長いテーブルがぎっしり並んでいました。遅れて入ると座る場所もなくて、立ち見という時もありましたね。


 ステージは客席のすぐ近く、同じ高さで、確か3組の歌手がそれぞれ2曲ずつ歌って、少しの休憩の後、それを3回くらい繰り返して終わったように記憶しています。


 近年はオンデマンドなどで色々観られるようになりましたが、銀巴里に限らず、やはりライブの雰囲気は良いですね。

 コンサートもミュージカルもオペラも、その場でなければ味わえないものも多いです。


 そういえば、映画館で、大画面での映画も久しく観ていません。

 学生の頃は観たい映画があると一人でも平気で映画館へ足を運びました。銀座や有楽町の映画館だと女性一人でも嫌な思いすることはなかったので。

一緒に行く彼氏がいなかったとも言えますが(笑)


 そうそう、今は無き日劇で「スターウォーズ」の2作目を観ましたよ。

日劇が華やかだったのは、私の親たちの世代だと思いますが、 1981年閉館だったようですから、私が学生だった頃にもまだ営業していました。今は有楽町マリオンになっていると思います。


 昭和の古き良き時代の話です。

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