第132話昔のデパートの話
05/07
こんにちは、仲津です。
昨夜は強風で一晩中吹き荒れていました。そして今日は雨降りです。
気温もだいぶ下がって肌寒いです。
連休終わってしまいましたね。いかがお過ごしでしたか?
私は隠居の身(笑) 毎日が連休みたいなものですので、いつもと変わりなく。
でも、スーパーの品揃えが、行事に合わせて子供の日バージョンだったりしたので、お昼にお子様ランチ風のお弁当を食べました。
オムライスとエビフライ、唐揚げ、ナポリタン、そういうのが一口ずつ詰まっているのには、なんだかちょっと心が躍りました。
そういえば、子供の頃、お子様ランチ食べたことがなかったかもしれません。
私が住んでいるところは、現在は町村合併で市になりましたが、昔は小さな町で、デパートなどありませんでした。
そのため、年に1度か2年1度か、お隣の市にあるデパートまでバスで1時間ほどかけて、買い物に出かけました。就学前のことです。
当時、デパートの屋上は遊園地のような遊具が置いてありました。
お金を入れるとゆらゆら揺れる乗り物とか、回るコーヒーカップ、小さな観覧車やモノレールなど、狭い場所に色々あった記憶が残っています。
当時の私の場合、買い物よりそっちで遊ぶ方がメインでしたから、何を買ったかなんて全然覚えていません。
デパートの食堂で食べたもので、記憶に残っているのは「ホットケーキ」です。
二段重ねで、上に角切りしたバターが乗っていて、今のようにクリームやフルーツなんか飾っていないシンプルなものです。
メイプルシロップをかけて、父にナイフとフォークでカットしてもらって食べた記憶が、薄らと残っています。
今では誰でも知っているホットケーキですが、当時の生活の中にはホットケーキなんてありませんでしたから、お出かけした時の特別な食べ物でした。
それから二十年以上経って、仕事のため自分で車を運転して毎日通うようになるとは、当時は思ってもみませんでした(笑)
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