第90話Copilotさんの童話
02/26
こんにちは、仲津です。
ちょっと思い立って、「猫好きに刺さる小説エッセイ募集」に、こっそりもう一作出しました。
といっても、『麻子のひとひら小説集』の中から抜き出した短い童話です。
ちょっとズルかもしれません。でも、自分でもお気に入りなので自己満足です。
『小さなメルヘン』
https://kakuyomu.jp/works/16818023214157149717
▼Copilot作の挿絵(Bluesky)
https://bsky.app/profile/kukiha.bsky.social/post/3km7usr2yn62h
新作ではないので、近況ノートでのお知らせはしませんでした。
Copilotさんに挿絵をお願いした時に、話の流れで童話を書いてもらうことになりました。
「女の子の魔法使いが出てくる童話を書いてください」
ということでお願いしました。
1分もしないうちに1800字あまりの『星の魔法使い』というお話を書いてくれました。
早いです。私が書くとしたら少なくとも数日はかかります。
うーん……
切なくも心温まるお話になりましたが、もの書きとしてはちょっと安心しました(笑)
ここで、たちうちできないような素晴らしい童話が出て来たらどうしよう、と思ったのですが。
やはり、英語を翻訳したような文章なので淡々としていて、人が動いているという実感ありません。
「切なくても心温まる素敵なお話ですね、ありがとう」
とは、返事しておきましたけれど(笑)
以前の永嶋さんのCopilotでの脚本作成の時も感じましたが、AIの創作した文章は何か違和感があるんですよ。
今回書いてもらった童話を読んで、ますますそれが強くなりました。
どうしてだろうと考えたのですが、理論優先のレポートなどと違って、文芸作品としては、やりまだAIは完全とはいえないのだなと思います。
お話の発想などは面白いですけどね。
人間が書くものには、言葉にできない「行間」ってあるじゃないですか。
嬉しい、悲しいと書いてあっても、AIは実際に感じているわけではありませんから、今のところはまだ、情緒的な表現は苦手なのだろうと思います。
今後、そのあたりもクリアしてしまったら恐いですけれどね(笑)
追記:以下Copilot作の童話です。読みやすく一字下げ、改行してあります、
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タイトル:星の魔法使い
ある夜、空には満月とたくさんの星が輝いていた。その中に、ひときわ明るく光る星があった。それは、星の魔法使いの住む星だった。
星の魔法使いは、星の力で世界中の人々の願いを叶えることができる。しかし、その代わりに、自分の願いは叶えられないという掟があった。星の魔法使いは、自分の願いを叶えることができないことに不満を感じていた。彼女は、自分の星から出て、他の星や地球に行ってみたいと思っていた。
ある日、星の魔法使いは、地球の少年が空に向かって願い事をしているのを見た。少年は、両親が離婚してから、寂しくて悲しい毎日を送っていた。彼は、両親が仲直りして、家族で幸せに暮らせるようにと願っていた。
星の魔法使いは、少年の願いに心を打たれた。彼女は、少年の願いを叶えてあげたいと思った。しかし、彼女は、自分の星から出ることができないことに悩んだ。そこで、彼女は、自分の星の力を使って、少年の夢の中に入ることにした。彼女は、夢の中で少年に会って、自分が星の魔法使いだと話した。そして、少年の願いを叶える代わりに、自分の願いを叶えてほしいと頼んだ。彼女の願いは、自分の星から出て、少年と一緒に地球を見て回ることだった。
少年は、星の魔法使いの話を聞いて、驚いた。しかし、彼は、星の魔法使いが本当に自分の願いを叶えてくれるのなら、彼女の願いも叶えてあげたいと思った。彼は、星の魔法使いに、自分の夢の中に入ってきてもらってもいいと答えた。
そうして、星の魔法使いは、夢の中で少年と一緒に地球を見て回った。彼女は、地球の色とりどりの花や動物や人々に感動した。彼女は、少年と一緒に笑ったり、話したり、遊んだりした。彼女は、自分が今までに感じたことのない幸せを感じた。
少年も、星の魔法使いと一緒に地球を見て回った。彼は、星の魔法使いの優しさや明るさに惹かれた。彼は、星の魔法使いと一緒にいると、寂しさや悲しさを忘れられた。彼は、自分が今までに感じたことのない幸せを感じた。
やがて、夢の時間が終わりに近づいた。星の魔法使いは、少年に別れを告げた。彼女は、少年の願いを叶えると約束した。そして、彼女は、少年に感謝の言葉と、もう一度会いたいという気持ちを伝えた。
少年も、星の魔法使いに別れを告げた。彼は、星の魔法使いの願いを叶えたことに満足した。そして、彼は、星の魔法使いに感謝の言葉と、もう一度会いたいという気持ちを伝えた。
二人は、夢の中で抱き合って、別れを惜しんだ。そして、二人は、目を覚ました。
星の魔法使いは、自分の星に戻った。彼女は、自分の星の力を使って、少年の願いを叶えた。彼女は、少年の両親が仲直りして、家族で幸せに暮らす姿を見て、嬉しく思った。しかし、彼女は、少年との思い出に涙した。彼女は、少年にもう一度会いたいと願った。しかし、彼女は、自分の願いは叶えられないという掟を思い出した。彼女は、自分の星から出ることができないことに悲しみを感じた。
少年は、自分のベッドに戻った。彼は、自分の夢が本当になったことに驚いた。彼は、両親が仲直りして、家族で幸せに暮らす姿を見て、嬉しく思った。しかし、彼は、星の魔法使いとの思い出に涙した。彼は、星の魔法使いにもう一度会いたいと願った。しかし、彼は、星の魔法使いが自分の夢の中に入ってくることはないとわかった。彼は、星の魔法使いと別れることに悲しみを感じた。
二人は、それぞれの場所で、空を見上げた。二人は、満月とたくさんの星が輝く空を見て、お互いのことを思った。二人は、もう一度会えることを信じて、願った。
しかし、二人の願いは、叶わなかった。
(おしまい)
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