第82話シル君8歳の誕生日

 02/15

 こんにちは、仲津です。


 バレンタインデーの翌日は、わが家の王様猫、シルルの8回目のお誕生日です。

 生後62日でわが家へ迎えてからもう8年になるんだなと感慨深いです。


 猫の8歳は人間の年齢にしたら48歳。もう中年にさしかかっています。

 成猫は一年に4歳分加齢するので、やがて飼い主を追い抜いてしまいます。


 自然の摂理とはいえ辛いですけれど、最期まで見届けるのが飼い主の努めなので、ずっと健康でワガママでいられるよう願わずにいられません。


 子どもの頃からずっと、家には猫がいて、野良猫を保護したり、知り合いから譲り受けたりして、当たり前のようにして暮らしてきましたけれど。


 今回の猫シルルを、最後に飼う猫と決めて、一度一緒に暮らしてみたかった大型種類を求めました。


 動物の世話は体力も必要ですし、お金もかかります。

 シルが15歳まで長生きしてくれたとしても、その頃には私自身も老齢になっていますから、世話をするのは難しくなるだろうと考えました。


 昔なら猫は勝手に外へ出たり入ったりして放っておいても良かったのですが、今は交通事故や伝染病の危険から完全室内飼いなので、かなり手が掛かります。


 いつも身近にいる分、癒やし効果も増すのですが、私が年取って充分な世話ができなかったら、お互いの不幸だと思いました。


 そんなことで、「ジェントル・ジャイアント」やさしい巨人と言われるメインクーンを選んだのですが。


 彼は予想外に暴れん坊で頑固で攻撃的で、その上神経質で臆病でした(笑)

 小心者なので、自分を守るために攻撃的になるのかもしれません。


 人間に色々性格があるように、猫にも個性があるのだと思います。


 獣医さんからも迷惑がられるくらいで、困ることも多いですが、でもまあ、手のかかる子ほど可愛いもので(笑)

私の平穏な毎日の中にある唯一の刺激かもしれません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る