春空うらら

紅瑠璃~kururi

暖か(あたたか)三春

暖けき午後は手ぶらの睡魔くる

あたたけきごごはてぶらのすいまくる



春の午後に

お気に入りの本を読んでいると


ふと現実が遠のいて

どこかに連れ去られ

ほんの数秒で

また元に戻されたりする


ベッドに沈み込むほではなく

通りすがりにちょっと額を押して

去って行ったような


悪魔の「魔」がつく睡魔なのに

引き込まれる時の幸福感はなに?

などと思う


で、読書の続き




https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16817330652031413457

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