蜻蛉(かげろう)の夢
加奈子
第1話 その現象の始まり
その女性が見る夢は、現実になってしまうらしい。(正夢に)でもそんなことはないと思っていた。そしてそんなことは誰も信じないと。「でもそんなひとはいるのだろうか?」とその女性は思っていた。「え?まさか?」と思う人のほうが多いと思う。それが本当なのだ。今起きていることが本当にその女性の夢の中に出てきて、それが現実になっているのだから。その女性がその現象にきづいたのが、小学生の頃だった。ある夢が、その翌現実になって起きたからだ。その事は誰にも言わなかった。気持ち悪がれたら?嫌だったから。でもなぜそんなことが起きるのかが不思議だった。何故?そんなことが起きてるのかが不思議だった。ある日夢をその女の子は見た。その子は夢の中で家を出ようとしている夢で、そしてほっとしてる夢だった。そして、何年か?経ってその子は、仕事へ行くようになり、男性と遊んでいる暇なんてなかった。そんな時だった。そんな時、知り合いに「君はパートナーがいたほうが良いと思う」と言われて、男性を探し始めた。そんな時に1年半付き合うことになる男性が現れた。でもその人は全然その女性を頼らなかった。それで、その事もその女性の夢に出てきていて、男性と何処に行くということも、何もかもがわかっていた。でもそんなこと言えるはずもなく、「本当にこの運命を変えてくれる人は出てくるのか?」と。「私の運命は多分変えられないような気はする。」と思っていた。変えようとすると?何かが降りかかってくるような気がして(自分の身に)怖かったのだ。そしてその女性は、一度死んで死後の世界に行ったことがある人だから。「もしか得てくれる人間が現れたらその時にその人に言おう」と。
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