第9話 仲間にしてくれ!?

第9話 仲間にしてくれ!?


オーク達が去って、中央の噴水まで戻ると


『おー!勇者のお戻りだー!』『英雄が帰ってきたぞー!』『ありがとー!お兄ちゃん!』『ありがたや、ありがたや。』


「わお!?こんなに人(エルフ)がいたのか!」

(侵略してきたらガチでやばかったのか・・とにかくよかったー!)


「お帰りなさい中也様。大事にはならなかったですが急に飛び出すのはやめてくださいね?」


「うっ・・すまん💦俺の憧れた人ならこうしただろうし・・」


「っ・・!無事でしたら良いんですが・・・」

(中夜様って・・もしかして?あの時と同じ言葉・・・)


 2人が話していると人混みの中から1人の女が走ってきた。犬のような耳をと尻尾をピョコピョコさせていた。

『勇者様!』


「え?俺?どうしたんだ?」


『はいっス!私を仲間にしてくださいっス!』


「・・・え!?ちょ・ちょっと待って💦?」


「仲間にしてくれってもどうしたら良いんだ?」「私に聞きます!?中也様がお好きなように決めてくださいよ💦」「言われてもさ、どうしたらいいかわかんねぇのよ💦」


2人で話し合っていると後ろから人々が口を揃えてこう言っていた。


『あのワンちゃんが認めるなんてさすが勇者ね。』『番犬が懐くとはな〜』『彼なら心配ないわね。』


「・・・仕方ないか。」「中也様?」


「君、名前は?」


「オペラっス。ダンダリオン=オペラ」


「よし・・!オペラ。俺たちに着いてきてくれるか?」


「・・・はいっス!このオペラ命を賭して勇者様の剣となり盾となるっス!」


「命はかけないでくれ💦・・・とにかくよろしく!」


新しく旅のメンバーにオペラが仲間になった。

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