第14話 年齢不問
「と言うか、ヤタさん何歳ですか?」
ごそごそワキワキと小さな手が迫る中、始める前に気になることを改めて聞いた。
「ん? 永遠の18歳じゃぞ?」
微笑み交じりのボケで返された。見た目は兎も角、一連の行動に老成が感じられる為、精神的にはもっと上っぽいのだが、見た目が若すぎて未成年に見えるというバグり具合だ。
「いや見た目的に…………」
百歩譲って永遠の中学生位の見た目である。小学生でも通じそうだ。
童顔な自分の言う事じゃないが。
「下手に言うと萎えそうじゃから、後でじゃな? 安心せい、初潮が来てれば合法じゃし、儂はそれより上じゃ」
さわっ
びくっ
頭の部分を慣れた手つきで一撫でされると、ソレは電気が走ったようにびくりと跳ねた。
「おわっ」
「合法ロリと言う奴じゃ、ついでに言うと、コレは浮気に当たらん、国民の義務みたいなもんじゃからな?」
熱に浮かされたようにうっとりとした目つきでそう言う。正妻が決まっているような口ぶりだが、この場合ミサゴがその位置なのだろうか?
きゅっ
ひぎゃっ
不意に敏感な頭と皮の境目を強めに握られたので、強すぎる刺激に内心で悲鳴を上げる。
「この場はお主と僕だけ、こう言った時に余計なことを考えるのはマナー違反じゃな?」
嗜虐的な笑みが浮かんでいた。
思わずこくこくと頷く。
「そうじゃな? さん付けじゃ他人行儀じゃから、ちゃん付けで良いな?」
今握っているそれは交渉材料の一種らしい。
「わかりました、ヤタちゃん.......」
「ん♪ 解ればよろしい」
上機嫌で返事が返ってくると、握りつぶされそうな手が緩んで、今度は優しく撫でられる。きわやらうらのすじやら頭頂部の先っちょやら、触れるか触れないかの優しい感触、確実に慣れた手つきだった。
「これぐらいかのう?」
今まで見たことないぐらいにバキバキに充血したそれは、もう出したいと涙を流していた。今は何もしていないのにビクンビクンと勝手に動いている。自分では時間が勿体無くてここまで仕込まないので、苦しいぐらいだ。ヤタちゃんが手元に置いてあった桶の中に手を入れ、何かを取り出した。それはテンガ的なオナホールだった。鼻歌交じりにそれの封を解き、狙いを定めカボッと嵌められた。それはちゃんと予め湯せんで熱々に温めてあったらしく、温泉に還った様な熱を持ち、予め仕込んでいたらしいローションも熱々で、内部のひだひだの構造が.....
ぐっちゃぐっちゃ
そんな音を立ててゆっくり動かされる、声にならない、最早俎板の鯉だった。
「ほうれ………出せ♡」
目線が合う、心の底から楽しそうなうっとりとしたその目と、その一言が止めだった。
どくんどくんどくんどくん
今まで出した事の無い量がそのホールの中に発射された。何度も脈動するように発射される、これだと何日分なのだろう?
発射すると同時に水を差しこまれるように虚脱感が全身を包み、急激に興奮が引いていく、賢者タイムと言う奴だ。
先程までギラギラとヤタの裸体を見ていた目線が、自分でも興味を失っていくのを感じる。
何だっけ、出した後、ピロートークがなんとか……
モテるのに必須だとか何とか……
「ありがとうございます」
突いて出た言葉がソレだった、我ながらセンスが無い、その一言にヤタちゃんがきょとんと眼を丸くした。
「搾り取ってお礼を言われるのも珍しいのう」
楽しそうに笑われた。
「普通は?」
「鬼悪魔鬼畜妖怪辺りかのう?」
「それこそ何なんです?」
語呂が悪いし人聞きが悪い。
「まあそんなもんじゃ、出し切ったか?」
「はい」
「そりゃあ何よりじゃ……よっと」
小さくなりつつ有るソレに合わせ、何故か真剣に手際よく、慎重に零さない様にホールから引っこ抜かれる、流れるように封印シールが張られた。
暖かかったソレから引っこ抜かれると、寒さもあって、一気に萎えて小さくな……
「これはついでじゃな?」
その言葉と一緒に、するっと咥えられた。
暖かく、ぬるりとした口内の舌と唾液の感触にびくりとする。
小さくなりそうだったソレが、吸い込まれ、再び大きくなりそうな感触がする。
ちゅぽん
そんな湿った音と同時に、ソレが口の中から抜けて。
ちゅ
別れのあいさつのように、もう一度ソレに口付けされた。
「お掃除と言う奴じゃ、趣味と実益を兼ねたサービスじゃな?」
自分の指先で少し糸を引いている唇をぬぐって、ゴクリと呑み込むように喉が動いた後で得意気にそんな事を言う、あまりのエロさに見とれるしかなかった。
「絞ればもっと出そうじゃが、最初から無理させる訳にもいかんし、恨まれそうじゃからここまでじゃな?」
確かに、あまりの刺激と興奮に賢者タイムがキャンセルされてしまったが、最初に絞られた量が多すぎて完全リロードとまでは行かない様子で、すぐ萎えてしまった。
追伸
流石に後ろから不法侵入で強制再起動と言うのは鬼畜過ぎるので却下です。
ヤタもその知識は在りますが、流石に空気を読んでます。
この話は怒られたら削除候補となります、ご注意を。
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